こんにちは、しばです。
スマホは便利ですよね、10年前くらいまでなかったのに今ではほとんどの人がスマホを利用している時代に変わりました。
中でもスマホのゲーム(以下ソシャゲ)は大きな影響力を持っているのではないかなーと感じています。
それまでゲームといえば、ゲーム機やゲームセンターなど特定の場所で楽しむ娯楽の1つでした。
しかしスマホが登場して依頼ゲームの市場はスマホへ移り多くの方が手軽にゲームを楽しめるようになっています。
ぼくもプレイは少し特殊ですがハマっていた一人です。
体験談だからこそ、今回の記事はこんな方の悩みや疑問にお答えできると思います。
- ソシャゲをやめたいけど無理
- 課金してないから大丈夫じゃないの?
最後まで読む前に結論をお伝えすると、アプリのアカウントを発行して削除します。
これだけで意外と影響がなくやめることができるのです。
ぼくはスマホのゲームにハマっていた
ぼくは大前提としてオタクです。
ゲームやアニメ、漫画などの楽しくハマれるものが大好きで、正直ハマれるものを探すくらいの日々を過ごしているようなものです。
だからハマれるゲームがないと情緒不安定になるよねとか言われたりすることもしばしば。
そんな中ぼくにとってのソシャゲは「暇つぶし」でした。
おそらくこれまで話題になったものはほとんどをダウンロードし続けてきて、興味があるものは片っ端からプレイしてみました。
ちなみに個人的に一番良かったゲームは「マビノギデュエル」というカードゲームでした。(今はサービス停止してしまいましたが…)
ただゲーム自体にハマるということはあまりなかったのです。
でも毎日プレイしていました。多分画面を見ていた時間は休憩時間や移動時間を考えると1日60分は少なくとも見ていたはず。
ゲームにハマらなかったのにどうして毎日プレイしていたのか?
それは、ログインボーナスです。
ほんとになんとなくですが「ソシャゲにハマるのはダメだ」となぜか思い込んでいたので、ゲームプレイは自分で止めてた感じですね。
あとコンシューマゲーム(PS・switch)みたいに作り込んでいる世界観を旅するのが好きなので、ソシャゲのゲームデザインにははまりにくかったというのもあります。
「え、ログインボーナスだけ?」って感じですよね。
はい、実際ぼくはログインボーナスだけでゲームをプレイしていました。
簡単に説明すると、ガチャを無料で引き続けて「最強チーム」を作るのがぼくのソシャゲのプレイスタイルでした。
人間は習慣でできている
ぼくは過去にMBAを取得しましたが、その学習期間の2年間は何もかも捨てる禁欲生活を送っていました。
習慣を身につければ勉強とか大変な生活もなんとかやっていけるという自信にもなってたので、この「習慣の力」はすごいという感覚も実感していたのです。
で、結果的にですが習慣の力を理解しているつもりだったのに見事にソシャゲに習慣の力を使うことになっていたのに気づいたのです。
隙間時間を見つけてはログインをすることでログインボーナスを受け取る習慣が身についていました。
ハマる仕掛けはマインドコントロール
ちなみにぼくがソシャゲをやめるきっかけになった本に結構衝撃的なことが書かれていました。
彼は「ハマるしかけ」という著書ので、アプリやゲームをやめられなくしている行動工学を論じています。「私はかつてゲーム産業と広告産業にいました。
退屈すれば脳はひらめく 7つのステップでスマホを手放す
暴露するようですが、どちらもマインドコントロールの上に成り立っています」
言われてみれば、という感じでした。
脳はもう少しで完了するということに執着するようで、もう少しで!という感覚をゲームデザインに組み込むというものでした。
確かにログインボーナス自体が「あと少しで石がもらえる」とかそういう仕組みだなと、すんなり腹落ちしました。
腹落ちと同時にこの本「退屈すれば脳はひらめく」で書かれていた内容に、「何もしない時間」に脳はクリエイティブになることができるという内容が書かれていたので、そっちに興味が湧きました。
何もしない時間がクリエイティブ?
脳の仕組みで休止状態をマインドワンダリング(デフォルトモード)と呼び、その間も脳は動き続けています。
この休止状態とは、単純に”ぼーっとする時間”のことを指します。
で退屈をすることで、忙殺されている脳を休めて「自分のやりたいことや目標仕事の切り替えを促す」とのことでした。
私は退屈を大いに信じている…することがないのもまた素晴らしい
退屈すれば脳はひらめく 7つのステップでスマホを手放す
この引用されていたスティーブ・ジョブズの言葉にも妙な説得力があり、ぼくはソシャゲをプレイしている隙間時間に疑問を持つようになりました。
そもそも退屈を意識したこと自体なかったので、退屈に価値があるという内容に結構衝撃を受けました。
体験談から振り返る影響力の大きさ
そういう気づきからぼくはソシャゲをやめる方法を考え始めました。
ソシャゲをプレイしたことがある人ならわかると思いますが、長期間プレイしてきたソシャゲは子供のように愛着が湧いています。
ぼくは一度習慣にすれば自動操縦でずっと続ける継続の鬼なので、2、3年単位でログインだけし続けていたものもあったりしました。
そういうソシャゲも含めると数は10〜20個のアプリが並んでいます。
一軍、二軍という感じで整理したソシャゲのグループがスマホには並んでいました。
基本的に課金はしないプレイスタイルだったので、長期間ログインとガチャだけ回し続けた結果の証明みたいなものばかり。
ソシャゲのほとんどはSSRクラスで重課金者レベルのキャラクターが揃っている状態でした。
だからでしょうか、自分のアイデンティティの1つに入り込むくらい愛着があり生活の一部となっていることに気づきました。
休憩時間や移動時間の少しの息抜きと思って毎日続けていたログイン。
プレイしていないからぼくは大丈夫だと考えていましたが、実際にソシャゲをやめてからは別の情報が入るようになりました。
大きな点で言えばこの”ブログ”を中心に自己投資の目標に気づき1秒でも時間が勿体無いと考えるようにな思考回路が変わりました。
そして振り返ると、こうした自分のやるべきことや目標の切り替えに気づくことができたのは、退屈というか隙間時間があったから。
その隙間時間にできることは全てソシャゲのログインに費やしていたのかと考えると「退屈すれば脳はひらめく」という本のおかげで隙間時間の重要性を感じ反省しました。
ある意味でそのまま続けていれば毎日はログインというルーチンに支配された状態だったので、「ブログやろう」とかっていう思考にはならない。
別にブログをやることを勧めるというよりは、自分が興味を持つものが何かという気づきを得る機会を失っている可能性があるということ。
それはソシャゲに限らず仕事もそう、サラリーマンの仕事で忙殺されている中で思考停止しているのはある意味楽な状態なのかもしれません。
実際サラリーマンじゃなく自分本来の価値は何か?
を考えたら正直今まで使っていなかった部分の思考をする必要があるのでとてもつらいです。(ぼくは今それです)
何かを忘れている
それに気づくために何もしないという状態が必要であるということはぼくがソシャゲをやめて気づいた重要なポイントでした。
一応言っておくとぼくはソシャゲが悪という話をしているのではなく、隙間時間の重要性を話しています。
ソシャゲを含むゲームそのものは削除した今も大好きです。
スマホゲーム卒業方法のカラクリ
さて、冒頭に触れたアカウントを発行して削除というソシャゲ卒業方法。
再度言いますが、ソシャゲ依存に困っていたりする人に書いていますのでバランスよくプレイできてたり楽しんでいる方は無用のノウハウです。
やりかは本当にそのままですが
①お気に入りのアプリの「引き継ぎアカウント」を発行
②引き継ぎアカウントをメモ
③アプリを削除
これだけです。
どういう効果があるのかというと、まずは「引き継ぎアカウント」の発行のおかげで、可愛い自分のアプリを消しても大丈夫な心理状態になります。
いつでも「引き継ぎアカウント」を使えば同じデータ状態に戻れるというとても心強い状態にできます。
そして、ぼくの人体実験で気づいたもう1つの大きな効用、それは
ソシャゲの存在を忘れる
この発見は真面目に大きかったです。
あれだけ毎日ログインの石と溜まった時のガチャを楽しみにしていたのに、スマホから無くなったら気にならなくなります。
だから依存度がとても高いゲームでも再インストールをするまでの心理的な障害は以外に大きいということではないかと考えました。
今では隙があったら起動していたアプリの代わりにブログやSEOなど必要な情報を学ぶ時間が生まれました。
まとめ
- 隙間時間に退屈することは意外と価値がある
- ソシャゲはマインドコントロール的な要素がある
- 依存から卒業したいなら引き継ぎアカウント発行して削除
追伸
アプリ削除は無理!というあなたも大丈夫。
その場合はスマホのトップ画面から移動させてフォルダの二層以下に置きましょう。
目に見えないところに置くことで意外とログインしなくなるものです。
別に削除しなくても自分でコントロールできていれば問題ないと思います、ぼくも基本ゲームが大好きなのでやってもいいかなと思えたらまたダウンロードしてプレイしてると思います。
以上です、ありがとうございました。