茶番あふれる世の中にある本質をMBA人事と見抜く

ほんしつめがね

学びなおし

学び直しって必要なの?ぼくが行政書士を1年700時間勉強して受験しなかった話

投稿日:

仕事に何か役に立ちそうな資格を探した

こんにちは、しば(@sibambajinji)です。

今回は資格取得に挑戦したことで気づいたことや注意する点をお伝えします。

社会人の多くがそうだと思いますが、


・生活の向上

・役職や収入のアップ

・そのためのスキルアップ


という考えで資格や本で自分の市場価値を高めようとします。

ぼくも例外ではありません、まさに自分の価値を高めたくて何かしなければと

焦っていました。

会社の中での学びには限りがあります。

それは会社のビジネスモデルによるものだったり、上司のレベルだったり様々です。

当時ぼくは人事の仕事(今もですが)をしていて、その仕事に役立つ資格を探していました。

本も比較的読む方だったのですが、本を読んでもそれは客観的には評価されるものではありません。

読むだけであれば趣味の領域、その読書から得た知識や知恵を使って誰かの役に立つことで初めてなんらかのリターンが生まれます。

読書も必要だけど、認められたい。

この時期は起業の失敗や転職の失敗が重なってきていて

ぼくは今振り返ると資格を取って自信を取り戻そうとしていたと思います。

人事というと代表的な資格は「社労士」という資格ですが、調べてみると難易度が非常に高く自分の意思で資格の勉強をしたことがなかったので躊躇しました。

独学では800~1,000時間が合格の目安といわれています。フォーサイトのカリキュラムは、最低500時間以上の学習で合格を目指しています。

合格するにはどれくらい勉強時間が必要? フォーサイト

勉強時間がおよそ相場で1,000時間必要という点と、その勉強時間をイメージできなかったのです。

資格についてあまり詳しくないぼくは、調べていく中で仕事に役立ちそうな資格で「行政書士」という資格を見つけました。

行政書士は社労士よりは難易度は低めになっており、勉強時間も約500時間前後と社労士の半分くらいでした。

しかも社労士を受ける前に行政書士を学ぶことで、重複する知識があることで社労士の合格を助けてくれる知識になるとのこと。

これはステップアップとしてちょうどいい。

そんな感覚で行政書士の資格を選びました。

学歴が専門学校の卒業だったので、その当時は学歴にもコンプレックスがあって自分の履歴書に箔をつけたいと考えての行動です。

だから資格も「国家資格」であることをなんとなく限定していました。

独学は効率が悪いという点もよく目にした情報だったので、なんらかの学校に通うという点を意識していました。

これは”やってる感”を出したかっただけ。

レビューで学校を下調べしつつ、誤差でしたがやや評判の良かったLECに決めます。

学費は15万弱だったと思います。

とても大きな買い物ですが、貯金を崩して将来の投資のためだと踏切ます。

ここまででぼくの行動のまとめは

・市場価値をあげたいこと(履歴書に箔を付ける)

・なんとなく知識が増えたら仕事の役に立ちそう

・国家資格って凄そう、大金を使って後悔しないように覚悟してやろう

と、かなりふわっとしたスタートラインに立ったのです。

本以外を使って初めて自分で学習をした

資格を取ろうとする動機はなんであれ

基本は誰もが仕事(収入)につなげようとするものだと思います。

でも、普通は何かきっかけがない限りは動機は生まれません。

そして学ぶ勇気も必要になるので、お金を払い一定期間制約を設ける

というのは普通に考えれば苦痛です。

多分ぼくみたいに”ふわっとした動機”で始めるケースは稀なのではないでしょうか。

勉強する勇気につなげられたのは、自分で本を読み続けていたことが小さいながらも自信になっていました。

本はとても役に立つのですが、

「読んだよ!」

という資格はなく前述の通り評価は上がりません。

だからその読書のエネルギーを資格に充ててみれば良いと、シンプルに考えていました。

だからもし資格の勉強をすることで悩んでいる人は、しばらくの間

・自分のお金で本を買う

・自分の時間でその本を読む

を繰り返し学習の習慣を身につけると良いのではないでしょうか。

特に挫折率が高いと言われている行政書士など法律関係の資格は、読む力が必要になるので学習そのものが苦痛になります。

ぼくもすごい苦痛でした。

正直民法や商法など素人が見たら混乱する内容です。

そして一番の問題は法律に興味を持てなかった。

なんだろうこの面倒なルールは。

そんな感想を法律を学びながら持っていたので、この資格とって何がやりたいのかさえ疑問が出てくるのでした。

最後までカリキュラム通りに進めてみた

1年という期間で勉強する

これって結構しんどいのです。

仕事しつつというのがまた気力を奪う。

こういう資格学校の勉強スタイルってどうなってるのかをお伝えすると

・十数万円の学費が最初にかかる

・本とDVD教材が大量に送られてくる(これが一番プレッシャーでした)

・学校は通っても良いがスポットの授業講座(普通は通いにくい)

資格初心者には学習のハードルが高い高い。

まぁ、ぼくもいきなり行政書士をやろうとしたのも問題だったと思います。

では、どんな勉強スタイルで仕事をしながら学んできたかというと

・歩いている時は行政書士の勉強ポッドキャストを聞く(音楽禁止)

・帰ったらご飯を食べながらDVDで学習

・DVDを見終えたらテキストを読み赤線をつけたりノート作成

・電車と休憩時間はテキスト

こんな感じでした。

論理的な思考がすごく求められるので、暗記とかではなく考える必要があるので”ながら”では難しいと感じました。

あと、DVDの授業講師によってわかりやすさが段違い。

正直全く頭に入らないDVDもありました。

勉強続けられるのか?と不安になることも多かったですが、お金を払っていたことと1年やってみたという実績が欲しかった。

そこを原動力にひたすらマシーンのように届いた教材をこなしていく日々が過ぎて行きました。

結果的に1年最後のカリキュラムまで終わらせることができました。

自分でもよくやったなと思いましたが、

受験はしませんでした。

なぜでしょう、合格する気がしなかったのです。

教材のせいとかではなく単純に合格水準に理解が至っていないことを感じていました。(自分のやる模試で)

その状態で試験を受けにいく気力もなかったことと、なんども受験する人になる気もなかったので区切りをつけました。

ある意味記念受験でも行けば良いものを、やりませんでした。

自分の中では

・1年700時間勉強が出来たことと

・大量のカリキュラムを終えたこと

・その結果理解が至らなかったことを知った

よくわからない自信だけが残り、それなりに達成感がありました。

これがのちにMBAを学ぶきっかけを作ることになりました。(無駄じゃなくて良かった笑)

まとめ

・資格を学ぶためには基礎体力が必要

ただ何かの学校に通えば良いというものではなく、習慣そのものを勉強に合わせていく必要があるので資格勉強をするための習慣を事前に身につけておくべきです。

・目的がふわっとした状態で始めるとゴールしない

当然かもしれませんが、目的は重要です。しかし、その資格がないと出来ない仕事でもない限りプラスアルファの能力を身に付けるものです。

だからその能力を身につけた状態が本当に望む姿なのか?

本当に資格が必要なのか?

という点をしっかり考え抜く必要があります。

ぼくは法律を学んで、「結果的に法律に関わりたくない」と思いました。

国家資格はすごいけど、その資格を持った状態で法律の仕事をするのは楽しそうじゃないと感じてしまいました。(完全に個人的な感想です)

ただ、この価値観に気づくことには価値があると思いました。

ぼくの中では国家資格はこれ以降興味の対象から外すことができました。

これは実際にお金を払って、一年間自分の700時間という貴重な時間を使って

たどり着いた自分の考えです。

”映え”で物事を考えると、自分の価値観ではなく他人の価値観が入り込みます。

本当に資格が必要なのか、

その投資をする覚悟があるのかということが重要です。

ぼくの好きな中国の富豪「客家の教え」というものがあります。

何を始めるかに最も時間を費やすべし

客家(はっか)の教え「嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素」

まさにこの言葉に全てが込められていると、肌で感じた経験でした。

良い失敗だったと思います。

このおかげで自分の忍耐力や弱さ、興味の有無に基づく自分の価値観を整理することができました。

あなたもこれから色々な経験をすると思います。

その時に「失敗した」、と感じて後悔するだけではなく

その失敗には必ず意味があり学ぶべきことがあります。

その気づきが一番の重要なことではないかと思います。

ぼくはこの失敗に感謝しています。誰もが選択をし失敗をすることがあると思いますが、その失敗を「成功」に変えられるかは必ず自分の中に答えがあります。

楽しみながら失敗して行きましょう。

-学びなおし

Copyright© ほんしつめがね , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.