茶番あふれる世の中にある本質をMBA人事と見抜く

ほんしつめがね

仕事の流儀

サラリーマンが副業を禁止されていても始めるべき収入以外の理由

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こんにちは、しばです。

  • 人生100年時代って言われても
  • 副業禁止だし諦めるしかないのか
  • 収入困っていないから別に大丈夫

この記事はそうしたあなたに向けた内容で、読めば副業が収入だけの目的ではないということが理解できて行動につなげる可能性を高めます。

読まなくてもわかる結論は、副業のおかげでスキルアップと思考の変化を実感できる!というものです。

ぼくは副業(ブログ)を始めてまだ2ヶ月目そして収益は0円。副業と言える状態ではないですがそれでも過去のぼくに声を大にして伝えたい。

副業は禁止されててもやるべき(自己責任)

※副業禁止は違憲だとか色々回避する方法はあるのでググると抜け道はあります。

という思いが日に日に強くなってきたので記事にしておこうと思いました。

収益は0円でツイートしない限り検索でブログにたどり着いてくれる人はいません。

しかし継続力だけはあるので、いつか収益を上げ自信にしたいと思って毎晩ブログを書いています。

0円でも続ける価値がそこに!

そんな想いで記事を書きます!本気で20代のぼくに伝えたい。

だからそこのあなたも遅くない、今からこの記事を読めばぼくがなぜお勧めできるかをお伝えします!

では、まいりましょう!

生活に困らないレベルの収入で思考停止

思考停止

ぼくは18歳で新聞奨学生で半社会人をスタートし、20歳で専門学校を卒業と同時に本当の社会人としてデビューしました。

若い20代の期間はどうしても自分の仕事に対してのスキルが低く副業なんて考える余裕はありませんでした。

まぁ多くの人はそういう状態だと察します。

少なくとも余裕を残して家に帰ることはぼくにはできなかった。

家と仕事の往復、会社という枠組みの中でいかに生き残るかというスーパブラック企業での体験が染み込んだ20代でした。

要するに忙殺されていたんですね。

※逆に20代でも暇で超余裕がある!っていう人は真面目に副業とは何かを考えるところ辿り着くべきだと思います。(時代的に追い風ですけど)

副業を考えない原因の1つに余裕がないってのが大きいと思います。

正直本業を目一杯やって上司とか人間関係に疲れたら、家でお酒や好きなゲームにのめり込みたいって気持ちはわかります。

「別にそのくらいいいじゃん!」

いいんです。

もちろん本業頑張ってればそれでいい、ただぼくは今20代を振り返ると忙殺はされていましたが本当に忙しかったのか?という疑問が残ります。

結果論かもしれませんが、今思えばそんなことはなかったと考えることができます。

サボり方を知らなかったという点が大きいです。

20代のぼくは、自己啓発書などを多く読み仕事を頑張ることで結果がついてくる的な論調で、どうやって成果を出すかとかを読み漁っていました。

そして出来上がった信念が「サボったらその分将来自分に返ってくる」というど真面目な考え方がいつの間にか確立されていたのです。

若いときに流さなかった汗は、老いてから涙になって返ってくる

野村監督の言葉ですが、まさにこんな価値観。

結果ぼくは本業一本でそこに心血を注ぐ15年間を過ごしてきたのでした。

結果的にどんなスーパーブラック企業でも、課長くらいまでは上がり収入も会社の中では上位20%くらいに入ることができるようになっていたのです。

そうすると収入は生活するには全く困ることはなく、その範囲内での生活がスタンダードになっていきました。

ただ気づくべきでした、会社のパイは限られていることに。

それでも副業を始める機会はおそらく何度かありました、実際ブログはこれが初めてではなく10年前にFC2で始めてました。

ただその時は「稼ぐ」という思考が欠けていて面白い記事かけたらいいなくらいの軽いノリでやっていたのを覚えています。

おそらく副業を考えるきっかけというのは危機感を感じた時ではないでしょうか、ぼくはそうでした。

しかしぼくはそのタイミングで「MBAをとる」という選択をしています。

実はこれも副業を目的として行動したのではなく、本業の付加価値をあげるために無理やりとったものでした。(ここでも副業という思考が抜け落ちています)

この間約2年。

個人的にはMBAはとってよかったと思っていますから、この2年は仕方ないと考えます。

もう1つの副業に気づけなかったポイント。

思考停止です。

ぼくはMBA取得後にある意味安定した企業に勤めることになります。

そこでは会社の立場と収入が一定以上になることで安心してしまっていて、MBAを取得した安心感から生まれて始めて普通のサラリーマン生活を送っていました。

この間約1年。

「なんか学ぼうかな〜生け花とか良さそう」

という感じで本当に一度生け花教室(映画の影響)で学ぼうとしたり、興味のあるゲームを片っ端から週末にクリアしてみたりしていました。

慢心と気の緩み。

完全に収入に疑問を持たずその範囲内で生活レベルや将来のイメージが完結していました。

これが大半の日本人だと思います、正直幸せなんですよねこの思考停止状態。

だから気づかないし、いいやと思っちゃう。

副業は会社の看板を外す機会

会社の看板

ぼくの嫁とは10年以上付き合っていますが、ブラック企業時代にメンタルをやられてもう数年働くことが出来ていません。

冷静に考えるとぼくが倒れたら道連れになるのでは。

それが危機感の始まりで、とある出版社のセミナーで「ブログ」の存在に気づく機会がありました。

はっとしたぼくは行動に移しました。

会社では副業を禁止されていたのですが、色々な抜け道を使ってブログをスタートします。

そうすると、今まで「副業禁止だから」という思考停止ワードで自分を守っていたことにも気づくことになりました。

別に手段は色々あるのに考えようとしていなかっただけ、少し自分が悔しく感じる瞬間でした。

なぜ今まで気づかなかったのか?

これが今もぼくをまとっている焦燥感です。

当然周回遅れでスタートしているしSNSを絶っていたこともハンディキャップになりマイナスの状態から始めていることを理解しています。

別にすぐに収入が得られるとか、自分のブログが人気になるとかは思っていませんが

ただひとつ、稼ごうとしなかった自分に怒りを覚えました。

仕事を愚直に頑張るのも1つの生き方ですし、ぼく自身そうして生きてきました。

しかし実際はどうでしょうか、うまく会社に使われ都合よく消耗するサラリーマンが出来上がっているではありませんか。

サラリーマンに足りないのは「自分で考える」こと。

考えなければ使われますし、考えれば自分で道を作ることが出来ます。

ぼくにそのきっかけをくれたのは少なくとも”MBAの地獄を見たこと”。

これがあったから、稼ぐとは何か?経済とは?会社とは?ビジネスモデルとは?キャッシュポイントは?提供価値は?市場は?ニーズは?プライシングは?

死ぬほど考え抜いてきました、だからブログという単語に反応出来る状態になったのかもしれませんし、サラリーマンであることに疑問を持つことが出来たのかもしれません。

もう一度言います、自分で考えること。

副業はその「考える」機会を得る最良の経験ではないかと収入0円のブロガーであるぼくが実感しているところです笑

会社の庇護から外れてみる。

それまでは「会社」という枠組みの中で一定の立場を得ていたので、自分のポジションというものがありました。

しかし、副業(ブログ)を始めた瞬間「自分は何者なのか」という状態に置かれることになりました。

匿名で始めたこのブログには自分がこれまで経験してきたことを書けばきっと人気が出るはず、本も出せるくらいバカな人生だった。

そう思っていましたが、世の中は誰もぼくに興味を持たない。

それは当然だと思います、何もしていないのだから。

リアクションを得るにはまずアクションを仕掛ける必要がありますよね、このアクションの数が重要だと考えています。

会社の看板を失った時に初めて自分の社会への就職活動が始まります。

そこに必要なのは履歴書や学歴ではなく

圧倒的な自分だけのアウトプット!

初心が自分をアップデートする

初心

「初心」は誰もが初めてのことをやる時にもつ感覚、よく言われる「初心忘るべからず」を辞書で引くとこうです。

初めての経験を忘れてはいけないということの教え。転じて一般に、習い始めた頃の謙虚な張り詰めた気持ちを常に失ってはならない、また、最初に思いたった一念を忘れてはいけないの意。

日本国語大辞典

歳を重ねると初心を忘れるなと思います、ぼくは副業で思い出させて頂きました。

人は他の動物や生命と同じく生き物です、成長するようにDNAレベルで設定されています。

成長を意識すればその分だけ成長できるとぼくは色々な書籍を読む中で学びました。

逆に成長を止めたら退化していきます、ぼくは多くの会社でそうした退化をしている人たちを見てきました。

原因はマンネリ。

自分で決めた常識、会社が決めた常識、自分を甘やかす習慣、甘えを許す言い訳。

全部自分が勝手に選んでマンネリにはまっている人が社会には多くいます。

その原因の1つに初心を忘れているということが考えられ、自分が勝手に決めた常識などのフィルタをかけて情報や世界を見ることで色々な選択肢が限られてしまいます。

好奇心というものがなければ同じ日常に発見をすることはできません。

成長を望まなければ成長する機会は得られません。

リスクをとる勇気がなければ変化を起こすことはできません。

結局、何も知らない状態でいること。

つまり常に「初心」でいるということが自分をアップデートする方法なのだと思います。

だからぼくは永遠にビギナーでいいと思っています。

極めたらそこで終わりますし、極めたつもりになっているだけでは学ぶことができないから。

本業も極めたつもりになっていませんか。

いつもの書類いつもの仲間いつものルーチン、もうこれ以上上には意味がないと考えるのがMBAを取った後のぼくでした。

どこか達観してしまっていた。

知らないことに興味を持ち足を踏み入れるリスクを取れたから今は初心者の気持ちで毎日が期待と不安の連続です。

改めて学ぶことと気づくことに楽しみを得ることが出来ているのが副業の効果だと考えています。

コンテンツビジネスが脚光を浴びてきて一般人もコンテンツを持ちオウンドメディアをもつ時代になってきました。

しかし、一般のサラリーマンがコンテンツをいきなり作り出せるかというと微妙だと思います。

ただ自分の価値観を発信することや特技をシェアすることで自分の存在というボールを世の中に投げ続ければ必ずボールは手元に帰ってくるようになるはずです。

しかし、手元にあるボールを投げなければ戻ってくることもありませんしうまくもなりません。

今荒削りのボールが手元にある気がするなら今日から気が向いた何かを初めて見ると気づきがあるかもしれません。

ぼくが中国の恩師に教えてもらった言葉「やるか、やるか」。

自分で考えて、自分で生きる。

やらないという選択肢を捨てることで前に進めたりします、ぼくは二年間無給で3000時間MBAに向き合えました。

そういうぼくが次に進んで証明することが今の目標です。

以上がぼくが収入が無くても副業というものを勧める理由でした。

ありがとうございました。

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