こんにちは、しば(@sibambajinji)です。
この記事は、「あー就活ってまじどうすれば良いんだろう?このままやってても意味がわからないし、アドバイス皆同じだしこれで本当に希望する企業に合格とか出来るの?」
と言う悩める就活生(&転職組)の皆さんに普通に就活をやっていたら気づきにくい落とし穴的なところをカバーする内容でお届けします。
就活は新卒であれ中途であれ悩みはほぼ一緒。
どちらかと言うと中途の方が辛いかも、過去とのストーリーとか考える必要ありますし転職の回数を増やせば説明が面倒になるレベルです。(ぼくは7回だからその分つっこまれます笑)
職業人事で転職を繰り返して見えてきたものが皆さんの役に立てれば幸いです!
”採用担当者”の本コーナーに行こう!

いきなりですが、これは結構盲点だと思います。ドラクエで言えばみんなが勝っている就活本はゲーム攻略本的なイメージですが、この採用担当者用の本は裏技本みたいなものでしょうか。
答えがそこに書いています
と言うのは少し言い過ぎですが、採用担当者だったぼくも買ったりしていますし何気に採用担当が考えることがぎっしり詰まっています。
例えばこんな感じに
本書では「中小企業が新卒採用で成功するための一例」「採用に関わらせる人材の選び方」「内定承諾させるための選考フローのあり方」といった内容にも言及されています。
採用・人材関連のおすすめ本 厳選5冊|2018年版
就活生にはゲームの仕組みそのものが書かれていると言っても良い類の本だと言えます。
一般的な就活本はいわばセオリー通り、だから人事も大抵パターンに対応できるのでそのパターンでせめてきた学生の評価は上がりにくい場合があります。(他もみんな同じですからなんとなくわかっちゃいます)
例えば中身はこんな感じだったりします。
【応募者を見抜く、具体的な質問法 NG例 OK例】
「使える人材」を見抜く 採用面接
「応募書類ではどこを見ておく?」「自己紹介では何を見る?」「実行力を見抜く質問は?」「実行力・チャレンジ精神・本気度を見極めるには?」
上記の本は一例ですが、就活生がこう言った本を読めば今までとは違う視点で面接官と接することができるようになるはずです。
人事経験者から言わせると、「面接には明確な正解はない」のです。
だからこそ人事も採用に絶対の自信を持つことはできないと言えます。そして同じ人ですから学習しながら面接をしているのも事実。
就活生が「内定をどうやってとろう」と悩み本を読むのと同じように、面接官も「採用どうやってやろう」と悩み本を読んで対策を考えています。
だからその心理を理解して、就活生が採用担当の本を読み込み理解をすることは自分の就職活動で出会う人事との面接を有利に進められるヒントが詰まっていると言っても過言ではありません。
結局のとこ自己分析って「価値観」です

自分を理解することは本当に難しいと思います。それはおそらく生きている限りつきまとう一生の課題みたいなものではないでしょうか。
先ほどの項目では、採用担当目線を手に入れることで面接の対策をしましょうとお伝えしましたが、この項目では自己分析を通した、そもそもの企業とのミスマッチを防ぐ方法をお伝えします。
そのミスマッチを防ぐ方法とは「好きか嫌いか」です
あまりにもシンプルですが、最終的にはこれに尽きます。
自己分析をする理由とは自分がどう言った企業を目指し、何が合うかを考えるヒントにするために色々な方法で気づきを得るために行うものだと思います。
適性診断などで出た相性の良い業界を目指したりする方もいます。
しかし一番わかりやすくブレない基準は「好きか嫌いか」つまり「価値観」です。
この価値観は当然人によって異なりますしなかなか変えることが出来ないくらい自分を表すものになっています。
日本には400万社を超える企業が存在します。その中から経験なしで自分に合う企業を選ぶなど無理です。だからこそ単純に自分の価値観に従うことでミスマッチを防ぐ企業を選ぶことが出来ます。
ただ、自分って”何が好きで嫌いなんだろう”とさらに迷う場合もあります。
その場合は上のイラストのように記憶がある年齢から遡って、嬉しかった記憶と悲しかった記憶をグラフにしてみます。
その思い出した記憶の「嬉しかったこと」を整理してみることで自分の「好き」を見つけられます。要は記憶するほど嬉しい出来事とは自分の価値観に直結している可能性が高いからそれをヒントにするべきと言う話です。
「好き」の価値観に関連する仕事を選べばそのまま「やりがい」に変わる可能性があります。
逆にその反対に悲しい出来事など嫌な記憶に関わりそうな仕事や業界は避けるべきでしょう。この価値観がずれているとミスマッチが起こります。
ユーチューバーになって大衆から注目されたい人と、そんなの死んでも嫌だと言う人くらいの価値観の違いをイメージするとその企業選びの大切さがわかりやすいかもしれません。
”その”業界以外見てる?

これはぼくの経験談も含めてアドバイスができるポイントです。
少しぼくの経験を話しますと、転職する際に自分が次に目指す企業を考えますよね、ぼくもいろいろ業界にイメージを持っていたのでそのイメージを元に自分が選考を希望する企業を選んでいました。
そしてだいたいが経験している業界やイメージの良い業界という選択肢になるものです。これはあなたも転職活動を経験していたらイメージしやすいのではないでしょうか。
あるとき紹介会社から「葬儀業界」に興味はないかと求人を持ちかけられました。
葬儀業界?そのときぼくが持っていたイメージは「ただ暗そう」というくらいでしたしあまりいい印象はなかったのでそもそも選択肢に入っていませんでした。
しかし、少し好奇心から業界について調べてみると黒字企業が多いことや業界全体が成長傾向にあるなどと言うポジティブな情報が非常に多いことに気づきました。
これは大穴なのでは?
自分で調べた結果納得できる判断材料が揃ったのでぼくはその企業を自分の「テーブル」に乗せることが出来ました。
ここまでがぼくの体験談です。
いかがでしょうか?例えばですがみなさんも葬儀業界などを目指す!と言う人物に出会ったことありますか?おそらくないと思います。
少し余談ですが同じ冠婚葬祭業界のウェディングには比較的応募者がおりウェディングプランナーを目指すぞ!なんて人は見かけるかもしれません。
両者の違いはイメージです。
かたやウェディング業界の市場は縮小傾向にあると言う悪条件でもこの図式は変わりません。ですが例えば形を変えてあなたが求めているやりがいと将来の安定がそこにあれば検討するためのテーブルに乗せる価値は十分にあるはずです。
この項目では自分のイメージできる業界しか受けない就活生や転職組をみていて感じたことから気づきを得て書きました。
要は誰もが見落としている業界は競争率が低いから合格率も比較的高いと言うことが言えます。
メガベンチャーなど誰もが働きたいところはイメージだけで競争が激しいのです。ぼくの知り合いにそうしたイメージで「働きがい日本一」の企業に入社した方がいましたが、その方はシュレッダー作業が中心で事務といえど続けることはできなかったとのことです。
イメージと中身は異なることを十分に理解して、自分が知らないだけで魅力的な業界や企業は存在します。
そこで大事なのは「好奇心」だと思います。
ぼくも好奇心がなければ葬儀会社を”調べる”ことなどしなかったと思います。
ぜひ自分の将来の可能性を広げるためにイメージを乗り越えて自分の目と耳で調べていきましょう。
以上です、ありがとうございました。