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ほんしつめがね

ゲームオブライフ

ファミコンと同い年のぼくはゲームから人生で必要なものを学んだ

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こんにちは、しば(@sibambajinji)です。

7回の転職の後にMBAをとり人事の仕事をしつつ、イラストやゲームが好きな30代の社会人です。

と言うかタイトルで年齢はでますね笑

そうです、ぼくが生まれた年代は83年でファミコンが誕生したのと同じ年に生まれたのです。

ファミコンとのくだりは、まぁそれだけなんですが、ぼくは田舎で育って川や山で遊びつつもゲームが大好きな少年でした。(今も)

今ではeスポーツやソシャゲとかでゲームの市民権が確立されてきたなーと思うことが多いですが、一昔前まではオタクの趣味みたいな扱いでした。

そんな趣味はあまり大ぴらには言えず、結構隠し気味な趣味としてひっそり生活したいたのです。

「ゲームやってる」

って言うのがどこか引け目があったのです。休みの日にやっていると思われたら根暗なんだなとか偏見持たれたくないなーとかなりネガティブに考えてました。

でも、ぼくは本当に幼い頃からゲームに熱中しゲームの中になるストーリーやキャラクターとその世界で生きていました。

そこから学んだことや、得られた価値観は35歳になった今でも色濃くぼくの中に残っています。

断言します、ぼくの価値観は半分くらいゲームでできています。

だからそんな「ゲーマー」でも社会でしっかり生きてけるってとこを証明したくて仕事も頑張ってた気がします。

大げさなことを言うつもりはありませんが、

ぼくが信じる「本」と同じかそれ以上の学びがあるのがゲームなんじゃないかと思います。(まぁこの辺りはスルーしてください)

ゲームが人生

ゲームといっても色々な種類があります。

ぼくがゲームというのは「コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)」を主にさしてます。

スマホ主流で移動時間など空いている時間にできるソシャゲは嫌いではないですが、影響を受けたものはありません。

ジャンルで言えばプレイステーションやスーパーファミコンといった家でやるものですね。

なぜそういうジャンルが好きなのか一言で言えば

熱のこもった「作品」だからです。

だってすごくないですか?大勢のチームと職種や役割のメンバーが数年も1つのゲームに携わって作り上げるんです。

そりゃあ作品として何かメッセージがないと言うのは嘘になります。

大人になった今はそういうことを考えられるようになりましたが、子供の頃はそんなの意識せずとにかく遊びまくってたんだと思いますが笑

で、その作品達に惚れ込んでいったのでした。

人生の大半の嫌なことはゲームと乗り越えた

趣味は本気でゲームしかないのではと思うほど休みはゲームをしています。

本を読んだり、イラストを描いたりしますが本気で遊んでいると思っているのはゲームやっている時です。

だから、嫁にはハマれるゲームがないと情緒不安定になるから気をつけてと言われるほどでした。

正直仕事が楽しい時期はそんなに多くはありませんでした。

だからゲームが出来る週末がすごく好きでそれが目標で平日の苦しい仕事を乗り越えたと思います。

収集するアイテムや、攻略が難しいストーリー、お気に入りのキャラクター。

そんな別の世界が、社会のつまらないと思っていた時期を支えてくれました。

ゲームのすごいところはその世界がもう1つあると感じることができることです。トリップしてるみたいな感じですかね。

だから好きなゲームをクリアするのは少し寂しい気がしました。

「作品」と感じるのは、その設定の細かさです。

本当にそこにあるように設計された世界は緻密で、ユーザーをその世界に引き込みます。

流行ったゲームは現実世界でもイベントが行われたりして楽しいです。

ちなみにゲームは好きですが、ぼくはゲームは下手です。

メタルギアソリッドなども基本見つかりながら進むくらいのレベルです。

それでもゲームが好きなのは作者の意図や想いを知りたいからだと思います。

だからプレイし続けるんだと思います。

ぼくのバイブルはMOTHER2とタクティクスオウガ

そんなぼくは心の中に2つのゲームがあります。

ひとつめは、MOTHER2

ふたつめは、タクティクスオウガ

両方小学校の時に「スーパーファミコン」で販売されたゲームソフトです。

そこから20年以上経った今でもこのふたつを超えられたゲームには会えていません。

もちろん他にも好きなゲームは無数にありますが、このふたつは別格です。

初めて出会った種類のゲームだったという体験も重なっているのだと思います。

MOTHER2というゲームは、当時キムタクなどもCMに出演していたRPGです。

子供達が旅をしながら冒険を進めていくとても可愛らしいストーリーです。

コピーライターの糸井重里さんが中心となって作成されたゲームで異色の世界観ですが、ドット絵のセンスや音楽が全て完璧です。

当時ぼくは小学生でこのゲームをしながら、もう1つの世界の友達みたいな感覚でゲームをしていて回復アイテムのハンバーガーなどを見てはぼくもお腹をすかせていました。

だから一緒に冒険した記憶が今でも心にあるんです。

もう1つのゲーム、タクティクスオウガは少しコアなユーザーに今でも支持され続けるシミュレーションゲームで、いわば将棋のようなコマを動かして陣地で戦うゲーム。

このゲームはその後何度もリメイクされるほど作品として優れていて、今見てもこのゲームのドットや世界観を超えられたゲームを知りません。

ストーリーは戦争を生き抜く兄妹を描いたシリアスなもので、正直小学校のぼくにはあまり理解できない部分もあったのですが、作り込みの凄さは脳天をつかれました。

特に印象深かったのは、「キャラクターの唾を吐くシーンを何度もやり直した」という製作裏話をどこかで読んで、そこまでこだわるものなのかと子供ながらに感動しました。

この作品の中でも学ぶことはたくさんありましたが、一番は製作者の想いやこだわりを知ることが出来て「良い仕事」とは何かを理解しました。

まとめ

・ゲームはぼく

「異世界」にこだわりがあるぼくは、その異世界に少しでも触れられるゲームが好きです

今でも「異世界」にいつか行けると信じています

・もう1つの世界を作る熱量

そのもう1つの世界を作る熱量は人間の凄さです、固い話だとチームとか仕事とか学ぶことがたくさんあります

ていうか好きじゃないとこんなハードな仕事を続けられないという点は、価値観って仕事において本当に大事だなと思います

・学ぶべきゲームの愛

ゲームはプレイしなければ語れません、プレイしたら語っても良いものです

プレイすれば自分の中にもう1つの世界ともう1つの自分が生まれます、辛い時や悩んでいる時少しその「もうひとつ」が助けてくれるかもしれません

以上です。

ありがとうございました。

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