こんにちは、しば(@sibambajinji)です
転職していると色々な人事や経営者の人から話を聞く機会が増えます
特に人事で転職しているとなおさら色々込み入った話を聞きます。
で、ぼくも転職者の身だったり人事担当の立場だったりしている中で人材に対して大事だと思うことをひとつ
それは学ぶことの重要性だと思います
本当の優秀さとは何か
「優秀」って辞書でひくと
他のものより一段と優っている
大辞林
とあります、まぁあまり違和感は感じませんが要は他者より何かしらで優れていることは「優秀である」ということですね
この優秀って言葉はとても甘美な響きがあると思います、実際「君優秀だね」って言われたりしたら嬉しいですし
で周りもそういう「優秀な人」というイメージで見てくれるようになるっていうことはよくあることなんじゃないかと
ただ、この言葉には少し落とし穴があってどの時点での優秀なのかという点です
大抵優秀という言葉には実績が伴うので過去の情報であることが多い
そうすると今後も優秀である証明とはイコールにはならない
でも企業は優秀な人材を求めているがその優秀な人材を測るために過去の実績でわかりやすい例で言えば学歴や社格というそのひとのブランドを見ていきます。
これが今の企業が考える基準だと思います
しかし今は誰も経験をしたことがないくらいのスピードと変化の時代で答えがないとも、経験が通用しないとも言われています
そんな時代に求められる能力は過去の頑張りだけではなくなっています
アップデートし続ける能力
VUCAの時代と言われるほど、今は先が個人も企業も見えない時代です
そんな時代に企業はどうにか生き延びようと、優秀な人材の確保に力を入れてあの手この手で探し続けています
個人的には「企業の求める人材になる」という点はあんまりオススメしません
なぜって、数値化できるものや転職回数などわかりやすい基準で採用が決まるから、高い学歴を得たいとか、難関資格を取ってやろうとかっていう変なモチベーションに繋がっちゃうから
別に努力は良いことだと思いますし、勉強する気力体力は少なくとも自分を高めてくれるはず
でも、
現代でその能力は求められていないというか今後は求められなくなる
資格や学歴というのはあくまでも1つの指標であってそれは優秀さを示すものではないからです。良い大学を出たから良いビジネススキルやセンスを身につけているかというのは違うということです
そしてそれはおそらく会社のランク(社格)についても同様だと思います
有名企業で大きな会社の出身だから優秀というわけではないですし、有名企業に入ったからといって能力が飛躍的に伸びるというわけでもありません
例えばぼくが人事の立場としてよく考えるのは、その人の将来のポテンシャルとカルチャーに合うかどうかです
将来のポテンシャルっていうのは要はその人は今までの経験値から計算して、将来的にどのくらいまで伸びそうかを見ます
もう1つのカルチャーに合うかというのは、日本語で言えば文化に馴染むかです。カルチャーに合う重要性というのは、そのひとの能力を最大限発揮してもらえるということ
そしてその最大限発揮した際にどこまで伸びそうかというのがポテンシャルです
この二点共通するポイントがあります
それは、自分をアップデートすること
多くの企業はその人の過去の実績より、今後活躍できるかに需要があります
で、それは成長できるかということであり学び続けていくことができるかどうかだと思います。
「過去の栄光」を捨てて新しいことを学び吸収できるかは重要な点です
そして文化に合わせるというのは、意外と難しいもので転職組であればなおさら、過去の企業の習慣や人間関係などから脱却できない場合があります
その新しい文化や人間関係に溶け込むには、自分をアップデートする他ありません。そしてこのアップデートする能力こそ学習能力や洞察力などを駆使した現代で求められる優秀さだと思います。
学ぼうとすることの重要性
優秀というのは、過去のことではダメです
維持すること、継続する力こそが個人にも企業にも求められる「優秀さ」です
結論としては
学ぶことを習慣にした人は優秀になる
というのがぼくの答えです
現代に答えはないですが、答えを探すことはできます
探すというより、どちらかというと答えをつくる時代なのだと思います
その答えは多くの人が求めているものかもしれません
で、その答えを考え導くには多くから学ぶ他ありません
その学びの中から生き方や仕事のヒントを得て自分のものにできたときに、初めて自分が価値を生み出す側の人間になりそれが「優秀」と言われる状態になるのではないでしょうか。
そしてゴールはないので、その学び・アウトプットしていくサイクルを維持し成長し続けることが現代に適応する生き方です。