こんにちは、しば(@sibambajinji)です。
この記事は
ブログはじめたんだけど全然読まれないし、自分だけ周りに遅れているんじゃないかと錯覚している初心者のあなたに向けて書いています。
記事の結論
結論はぼくもめちゃめちゃ悩んでいます。そして、なんかこういう晒すような記事が少ないなと思ったのとブログ勉強会に向かう為に考えていることを整理しました。
という内容ですのでノウハウとかは書いていません。
実際に今考えていることです、リアルタイムに悩んでこの記事も書いているというくらいのレベルで告白してみようと思います。
いつか、あぁこういう時期あったなと同じ状態の人に見せてあげられるイメージでこれは過去の自分ではなく未来の自分に向けて書いています。
現状報告だからなんとなく愚痴っぽい記事になっていますが、全く諦めたりはしていないということだけはお伝えしておきます。
ではまいりましょう。
もくじ
ブログでだいたい何すればいいかはわかったけど

ブログをはじめてこの記事を書いているのは3ヶ月になったくらいで、少し記事を書く生活に慣れはじめている時期です。
ぼくはスタートラインが少し後ろでした。
ブログというものをよく理解していなかったというところもありますが、SNSを絶っていたせいでツイッターやブログ界隈などの理解度が圧倒的に低かったこと、ツイッターがどうやったらリツイートされるかも理解していなかったレベルです。
そこからぼくはいろいろ手探りで情報を集めていきました。
本を読んで知識は増えた
おそらくブログを書くなら「大事だよ」と言われる本は読破していると思います。
noteも有名なブロガーやアフィリエイターのものは買って読みました。
得られた知識は
- 自分の書きたいものを書くのではなく読者が求める記事を書くこと
- SEOを理解し、キーワードを探しその検索結果の上位より良い記事を書くこと
- SEO対策よりは個人ブランドの育成もSNSで並行して行うこと
- 適切な改行でスマホでも読みやすい状態に文章を書いていくこと
- 文字量は3,000〜4,000を目安に一定のボリュームを意識すること
- 雑記ブログではSEOとして弱いので、なんらかの特化ブログがベターであること
- もし雑記で書くとしたら3つくらいのカテゴリに絞ること
- 記事更新はできれば毎日行うこと(賛否両論)
- YMYLのジャンルは環境変化が激しいから素人には無理であること
…煙出そうですね笑
おそらく本を読んだりブログサイト調べていけばこんな情報にはたどり着けるはずですし、多分ほとんどのブロガーがこれは理解していると思います。
そもそもPVが増えない
ブロガーの初期は承認欲求の塊と言えるのではないでしょうか、少なくともぼくはそうです。
少なくとも読んで欲しい、というかどこか自分の存在や価値を認めて欲しいとすら思っていてその想いをブログにぶつけています。
日常に不満がなければブログというもうひとつの世界を自らつくろうとはしないものです。
その状態でPVがない、ぼくの場合は検索されていないことが大きな原因ですが仕事の合間、大切な時間を削って書いた記事は誰にも読まれないというのは誰でもショックです。
何よりそれで自分が世界から興味を持たれていないと感じる影響が大きい。
だから先述した知識が頭を占領し、本来書こうとしていたものからぶれたり最初に書こうとしていたコンセプトがわからなくなる。(始めたばかりはみんなそうというフォローは受けましたが心情的にはやっぱり不安ですね)
書く前に、「これは読まれないだろう」とか勝手に考えて手が止まりやすくなる。
記事を書く前の準備が合っているか不安
PVの少なさという現実と向き合うためには、PVを上げようという心理になります。
当然ですが、PVを上げるにはGoogle上での検索にヒットする必要がありますからそのための記事作りを意識します。
ぼくが今できているのは
1書けそうな記事を思いつく
2「関連キーワード」を使いキーワードを集める
3「キーワードプランナー」を使い100〜1,000のキーワードで書けそうなものを探す(ちょっと前まで1,000〜1万を狙ってた)
4そのキーワードで検索して上位が公式や企業サイトで占領されていないかを確認し、勝てそうな見込みがあればいざ記事を書く。
これをやり始めたのは最近だけど、正直なところ手応えがない。
その後にGRC(キーワードの順位を確認するツール)を使ってみても全くの無風で本当にネットに公開されているのか疑いたくなるレベル。
収益も目指したいけどその前にPV必要でしょ
最初は無謀にもガンガン稼ぐために記事を書きまくってやる!と意気込んで始めたのですが、そもそもPVが上がる気配がないことでアフィリエイト案件は完全に後回しになっています。
そしてブログとアフィリエイトサイトの違いもようやくわかってきた最近、いつになればアフィリエイト記事を書くレベルのサイトになるかが見えなくなってきました。
ある意味PVを上げようというモチベーションに気持ちが切り替わり?(矯正的に)今は読まれる記事・検索されるタイトルの壁を越えようと意識しているイメージです。
ブログをはじめた時は出版まで意識したけど

このタイトル結構恥ずかしいですが、別にぼくが調子に乗っていた訳ではないと思います。
ブロガーには著書を出している方も多くて憧れを持っている方も少なくないはずで、ぼくもそうでした。
しかし実際に兼業ブロガーとしてブログ生活を始めると出版のようなブロガーになれるのははるか先に感じます。
兼業ブロガーのメンタル
正直ブログをはじめたばかりのころは、「見てろよー、これでさよならだ」と思わんばかりに全身全霊を注ぐ信者のようなメンタルだったと思います。(これはFXかじった時も経験したなー)
収益やブログサイトが確立されるのには時間がかかる事実と反比例して、一番最初が一番のモチベーション。
イメージ的にマッチ棒箱ごと燃やした感じの勢い。
勢い凄すぎてすぐ消えるやつですね、正直ぼくは2ヶ月くらい本当にそんな感じでまさに付け焼き刃で記事を考えたりSEO対策(風)をしてみたりと焦燥感ばかりの時期を過ごしました。
おかげでゴールデンウィーク10連休中7日も寝込むという無理のきかせかた。
この寝込み事件をきっかけに本業とブログと休息の「バランス」を意識せざるをえなくなりました。
兼業ブロガーの体力・時間の制約
ぼくは今でもヒーローになれると思っているし、なんなら何かのきっかけでクモに刺されることも意識して36歳を生きている。
しかし、人間であることは間違いなくオフィスワークに最適化された体はどんどん体力がなくなっているのを感じる。(運動しろ)
つまるところ無理がききにくくなっているのは事実で、正直健康を害すると元も子もないのは理解しているので今はとてももどかしい状態です。
基本的には23時前後に帰ってから24時をすぎたあたりからが本番でようやく記事を書く時間が取れる。
ぼくの場合は頑張って2時までという2時間コースで、この場合は次の日は結構ダメージが残っている状態。
出来るだけ1記事仕上げたいと思うので、この2時間で出来ることは20分でアイキャッチのイラストを描いて、1時間半で記事を書くというもの。
そうすると大体3,000字の記事は書けるが、競合調査やキーワードチェック、ブログサイト全体の中の記事の役割とかをきちんと考え抜いているかというとそうではない。
この書ける時間を最大化させたいけど記事を書いているという安心感に逃げていて、「考える・書く・振返る」といううまくサイクルをまわせていないのが現状です。
焦ることで大事な部分を見落としている気がする
多分兼業ブロガーで初期のぼくみたいな人はたくさんいて、実際にもがいている姿も多くみかける。
おそらく生活を一変させるくらいの覚悟で始めているから、リスクとリターンの割合があっていないことで焦るのだと思う。
何をやればいいのかわからないというより、やらなければいけないことが多すぎてドタバタ時間だけが過ぎているのではないでしょうか。
ぼくは毎日がそんな感じでした。(今は少し違う)
先述した「考える・書く・振返る」の書く以外がぼくは出来ていない。
考えるというのは記事を推敲することも含めて、競合調査やブログの記事やキーワード選びなどのことで、振返るは記事を書いた後のリライトのこと。
記事書かなきゃ
そういう気持ちが他のことを考える余裕をなくしているように思う、そしてその姿勢で大丈夫なのか不安になる。
初心者とは欲張りなもので成果も欲しければ出来るだけ効率よく最短距離で進みたい。
そんなものはないと心のどこかではわかっているけど、記事を書くことに逃げているだけのような気もしている。
自分だけの特別な体験はあるけど

ブログを書こうとしたきっかけと、その自信になっていたのは自分の人生経験があったからです。
ぼくなんて
と思っていたら多分ブログは書いていないと思う、どちらかというと何かの天才だと思っているし、コミックの主人公のように物語の主役だと考えている。
だからブログを書いているのであって、過去の特別な体験も誰かの役にたつと思っている。
しかし、それをどう発信するべきなのか、そして発信する意味はあるのか、カテゴリを絞るとあの記事とこの記事書けなくなるなとか、YMYLだから書いても読まれないとか、ペルソナは誰に向けて書いているのかなどを考えていると、ぼくは主役ではなく売れないライターの気持ちになってくる。
こういう体験をしてきたからブログを通じて誰かに伝えたい。
九州の大家族で育った田舎暮らしの日々
ぼくの実家は九州で18歳まで住んでいた。
祖祖父と祖祖母までいたのでピーク時は10人家族でご飯を食べるようなリアルサマーウォーズだった。
両親は共働きでいつもいないので、ぼくを育てたのは半分ばあちゃんたちだと思っている。
そんな中ずっと東京に憧れて絵を描き続ける生活をしてきたせいで、小さい頃から友達は少なく将来の夢ばかり見ていた。
上京するための記事とか、したらどうだとかを書くのも良いと思う。
専門学校は新聞奨学生で中国人と同居
正確には鹿児島の人と、中国の人の合計3人で鍵のないボロ家の四畳半で生活をしていた。
休みは2ヶ月に一度で学校に行くことが唯一の逃げ場だった。
ぼくは子供が生まれたとしても新聞奨学生だけは絶対にやらなくて良い経済的豊かさを手に入れたいと思う。
夢を叶えるための行動や逆境についてはこのへんの体験は良さそう。
専門学校を卒業してから就活・上京
ノープランもいいところで、専門学校の時に入社予定だったインターン先の企業を在学時に見切り卒業と同時に無職になりました。
東京の友人を訪ねて物見遊山のつもりで行った東京では、ついでに就活をすると合格することができたのでそのまま上京する流れに。
思いつきや行動で結果が変わる体験をしているので、このあたりから行動する重要性を理解し始めている。
ブラック企業15年のいらない経験値
ぼくは学歴も専門学校だったのでブラック企業のトラップに引っかかりやすかった。
正直搾取されてきた側だと思う。
その体験が一番濃く、人事になったきっかけもこのあたりにある。
経営乗っ取りで倒産し700人一斉解雇
あなたは朝会社に普通に出勤して、メールで倒産を知ることを経験したことがありますか?
ぼくは経験しました。
3ヶ月給与未払いの状態で700人が全員無職になる地獄絵図です。
この体験は人を見る目や人事へのターニングポイントだった。
4つ以上の職種を経験してサバイバルした
ぼくはブラックから卒業しようと色々立ち向かってきた、逃げたのは1度だけだと思う。
結果として、グラフィックデザイナーで始まったキャリアは営業、一般事務を経て人事と複数の経験を積んだ。
だからこそスキルアップの意味や持ち運びができる能力の価値を語れる
6つ以上の業界を見てきた
転職を繰り返すとわかるが、どの業界も結局問題は似ている。
でも国が違えば文化が違うように、企業ごとに文化が違い法律がある。
ぼくは広告、コールセンター、営業会社、葬儀屋、保険屋、など色々見てきた。
その文化が死活問題になることを体験してきた。
人事として1万人と面接した
10年以上人事をやっていると、そのくらい面接はすると思う。
特にぼくの働いていたブラック企業は離職率が90%だからずっと採用し続ける。
そこからみた履歴書の数と人生の数、そこで得た知見は就活生や転職組に役立つはず。
本は1,000冊くらいは読んだ
どうにかしてブラック企業を抜け出したかったのと、それでも市場価値を高めたかった。
そして人生って本当にこんなにハードなのかを知りたくてずっと本を読んでいた。
一時期残りの人生であと何冊読めるか計算したくらいで、読んだ本の数はどうでも良いが本当の出会いと大切さは理解している。
MBAは2年でとったけど地獄だった
2年間休みがなく勉強と仕事だけ。
そう言われて誰がやりたいだろうか。
ぼくはやってしまった、そしてそのMBAというものに固執している気がする。
ここで学んだ内容はいつかそのままお金にしていこうと学費を回収する計画を立てている。
貯金しかしなかった20代
本当に不安だらけで自営業の実家に何かあったら長男の自分がなんとかしないいけないと思ってたから貯金ばかりしていた。
そうは言ってもせいぜい数百万程度。
でもそのおかげでMBAを受けることができたし貯金やお金に対しては人一倍考えてきた。
人生の真理を知りたくて行動する
人生はこのまま終わるのか、そうではないはず。
だから本を読んだり、学んだりする。
良いと言われれば色々試してみて、1日1食を1年続けてみたり、MBAとダブルスクールでプログラミングスクールに通ったり限界突破をしようとしている。
そうした行動の証が後ろにいる若者に対して何かやくに立てるのではないかと考えている。
優しい人間でありたい
ぼくは搾取され続けてきた、汚い大人ばかり見てきた。
弱い立場だった人間だが、知識をつけて戦うことはできるようになった。
だからこういう立場の人間が力を正しい方向に使うことで良い社会になるのじゃないかと考えている。
だから学ぶし強くなる。
相談しやすいから「保健室」と呼ばれたが、一人くらいそういう保健室がいてもいいんじゃないかと思う。
まとめ
この記事には書ききれていない体験や考え方はあるけど、多分役に立ちたいというのが大筋のブログの方向であっていると思う。
もちろん収益も得たいし、有名にもいつかなりたいけどその前に記事が役に立つことが先だと思う。
ブログを書くには体力も精神力も使うけどそうやって書いていく時間や、考える時間は自分を成長させていくはずだ。
そういえばぼくが好きな言葉にマドルスルーというものがあって、それは泥の中を必死にもがいていたらゴールについていたというもの。
あがくことで進む。
ありがとうございました!